屋島の紹介
屋島は瀬戸内海国立公園にある海抜293mの半島型溶岩台地です。江戸時代に埋め立てられるまでは離れた島で、その形状が家の屋根に似ている事から屋島と名付けられました。地質学上メサと呼ばれ、山容美において富士山と合並び富士型、屋島型と称される秀峰であります。古くは日本書紀に屋島城が記されており、源平の合戦においては壇ノ浦の戦い、那須与一の扇の的など数々の歴史を経て現在へと至っております。最近では夕陽百選、遊歩百選の地としても紹介されており、高松の観光スポットとして広く知られております。屋島山上からの眺めはすばらしく、瀬戸内の島々を一望し、高松市街を望むことができます。とりわけ、その落日はあまりにも美しく、物悲しい。まるで平家の落武者を哀れんでいるかの様に思えます。また高松市街の夜景は、まるで宝石をちりばめたかの様に輝いており、訪れる人々を魅了しています。
屋島山上には四国霊場八十四番札所の屋島寺があり、お遍路さんの姿をよくお見かけします。また、屋島山上水族館では家族連れの方がアシカのショーを楽しんでいます。他にも談古嶺、獅子の霊巌、血の池(瑠璃宝池)、屋島城跡など多くの史跡がございます。後、屋島の合戦に勝った源氏方の兵が陣笠を投げたと言う故事にちなんだ、かわら投げも有名です。
古の歴史と悠久の歳月とが織り成すロマン。讃岐の風土と瀬戸の波に育まれた屋島を、どうぞお楽しみ下さい。